仕事と生活の両立について
仕事と生活の両立について
日々の業務とこれまでに活用した制度について教えてください。
入社以来、研究所に勤務し、新商品の開発や基礎研究、知的財産の管理に関する文献調査など、さまざまな仕事に携わってきました。2014年3月から2015年4月までは「出産休暇」と「育児休業」を取得し、現在は「育児短時間勤務制度」を活用しながら働いています。
私が入社したころは、現在ほど社会的に仕事と生活の両立が意識されていませんでした。制度がなかった時代に、なんとか仕事と子育てを両立しながらがんばってきた先輩たちの苦労があったからこそ、私たちが安心して利用できる制度になっていると感謝しています。実際に制度を利用する人が増えていますし、人事部の方が親身になって相談にのってくれます。
制度を利用して仕事や生活に変化はありましたか?
実際に出産・育児を経験してみると、こうした制度がなければ仕事と育児の両立は大変難しいと感じます。子どもが頻繁に熱を出したりして、こんなにも休む日が出てくるとは想像していませんでした。エバラ食品では有給の「子の看護休暇」も取得できるので助かっています。仕事面に関しては、自分が急きょ休んでも大丈夫なように、細かいことまで部署内で共有するようになりました。また、退社時間までにいかに業務を完結させるか、効率を重視して仕事を進めるようになりました。
仕事をしているため子どもと接する時間は短いかもしれませんが、そのぶん時間を大切にするように意識していますし、生活全体にメリハリができて、仕事も家事も効率よくこなせています。
制度利用中に意識したことと今後の目標を教えてください。
育児休業中は、自治体が主催している子育て教室などに積極的に参加して情報を集めるようにしました。同じ世代の保護者と接することで、当社商品の購買層となる方々の気持ちが分かり、仕事に復帰した際に役立つと思ったからです。また、スキルアップのために勉強して、管理栄養士の資格も取得しました。
今後もより効率的に仕事・育児・家事を行いながら、同じように働く方々の手助けになるような商品づくりに貢献できたらうれしいです。管理栄養士の資格を活かして食と健康についての最新情報を発信するなど、社内で存在感を発揮して活躍できる人材になれたらと思っています。
仕事と生活の両立支援について
エバラ食品では、仕事と生活の両立を支援するため各種制度を導入しています。出産休暇に関しては、法律で定められている通り、産前6週間、産後8週間の休暇を義務付けています。また、育児休業につきましては、お子様が2歳に達する日を限度とし、取得することが可能です。職場復帰後も小学校3年生の3月末に達するまで勤務時間を短縮できる制度(育児短時間勤務制度)を導入しております。
(取得者)
働きやすい環境の実現
2023年度(2023年4月~2024年3月)の月平均所定外労働時間は、6.0時間。有給休暇取得率は、83.0%となっています。当社では、従業員の心身の健康を維持することによる仕事の効率アップや業務に対する創造性の向上を目的として、有給休暇取得率「80%」以上 を目標に取り組んでいます。
月平均所定外労働時間
(2023年度)
6.0時間
有給休暇取得率
(2023年度)
83.0%