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こわ~い貧血! 野菜で摂る鉄分

昨今、貧血の子どもが増えています。しっかり栄養のサポートを

  • 先生

    今回のテーマは「貧血」。
    近年、貧血になる子供が増えています。乱れた食生活から起こる「鉄欠乏症」が問題になっているんです。

  • 娘

    鉄分が足りなくて貧血?鉄と血はどういう関係があるんですかー?

  • 先生

    血液中で酸素を運ぶヘモグロビンという物質は、鉄が材料の一つなんです。
    鉄不足で赤血球が減って血液が薄くなると、目まいや体調不良に…
    つまり貧血になるというわけです。

  • 主婦

    鉄分をしっかり摂ったほうが良さそうね!

栄養カウンセラー 定先生からのアドバイス 栄養カウンセラー 定先生からのアドバイス

鉄といっても肉類に多く含まれる「ヘム鉄」と野菜や乳製品に多く含まれる「非ヘム鉄」の2種類に分けられます。
ヘム鉄の方が吸収率が高いですが、非ヘム鉄はビタミンCと一緒にとることで吸収率がアップします。
そんな鉄の摂取に役立つ野菜がこれらです。

01

【ほうれんそう】
「緑黄色野菜の王様」とも言われ、ビタミンや鉄を両方含み、カルシウムなどミネラル類も豊富に含む、栄養価の高い野菜です。

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02

【春菊】
ビタミンB2・C・E、カルシウムや鉄などミネラル類も含む栄養価の高い野菜。カロテンの量はほうれんそうを上回ります。

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03

【サラダ菜】
レタス類の中でも、とりわけ栄養価が高く、特に鉄分を多く含んでいるのが特徴です。サラダ感覚で食べやすいのも良い点です。

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成長期の子ども達の鉄欠乏が非常に多くの症状の原因にもなっています。
冷え性、疲れやすさ、頭痛、ニキビその他いっぱいです。
お野菜からの鉄を吸収しやすくするにはビタミンCや動物性食品と一緒にとるといいですね。
お茶やコーヒーも吸収阻害になりますので、お食事中は水にしましょう。

定真理子先生
定 真理子(じょう まりこ)
新宿溝口クリニック・チーフ栄養カウンセラー。栄養療法カウンセラーとして活動する傍ら、保育園から高校までの学校や一般向けの講演やセミナー、雑誌などでも活躍中。著書に35歳からの栄養セラピー「妊娠体質」に変わる食べ方があった!(青春出版)医師も実践している「子供を丈夫に育てる食事」(ワニブックス)がある。
写真:定 真理子 先生

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