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おいしいNEWS TOPへもどるマロン・マジックで冷凍食品が大変身!【3】一品で盛り上がれる たこ焼きアヒージョ
ホームパーティーだからといって、品数をたくさん作らないといけないと思ったら大間違い。見た目がにぎやかで味変ができるひと皿なら、一品でも十分に大皿料理以上の役目を果たしてくれます。
しかも、冷凍のたこ焼きを使えばパーティーに必要な盛り上がりも期待できる、そんなレシピを人気のフードスタイリスト、マロンさんに教えてもらいました。
「プチッと鍋」で味変できるソースも添えれば、やみつきになるほど無限にいくらでも食べられちゃいます。
味変できるソースがあれば無限ループのたこ焼きアヒージョ
一から作っても盛り上がるたこ焼きだけれど、時には冷凍食品のたこ焼きをアヒージョの具材にしてみては?
たこ足やミニトマト、じゃがいもからきのこまで、オリーブオイルと相性がいい野菜で、家にあるものなら何でもOKなので、たくさん入れ込んで栄養とボリュームをフォロー。冷凍食品を利用していたとしても、豪華な一品に仕上がります。
しかも、ちょっと小洒落て見えるスキレットや厚手の鍋で作って、そのままど〜んとテーブルに出せば、彩りもボリュームも、演出もパーティー向き。それだけでも十分おいしいけれど、味変できるソースとバゲットを添えれば、大人も子どもも無限に食べ続けられる一品です。
材料 (4人分)
・冷凍たこ焼き……12個(400g) 温めておく
・茹でだこ……100g ひと口大に切る
・じゃがいも……2個(250g) 5mmの厚さに切る
・にんにく……2片 包丁の腹で潰す
・エリンギ……大1/2本 ひと口大に切る
・ミニトマト……6個 底に十字の切り込みを入れる
・赤唐辛子……1~2本
・ローリエ……1~2枚(あれば)
・パプリカパウダー……適量
・オリーブオイル……大さじ3+1/2カップ
・パセリ……適量 みじん切り
・バケット……適量 薄切り
・塩・粗挽き黒こしょう……各少々
【ソースA】(混ぜ合わせておく)
・プチッと鍋 キムチ鍋……1個
・トマト……1個 5mm角切り
・たまねぎ……1/4個 みじん切り
・ピーマン……1個 みじん切り
・オリーブオイル……小さじ2
・にんにく……1片 みじん切り
・レモン汁……小さじ1
・塩・粗びき黒こしょう……各少々
【ソースB】(混ぜ合わせておく)
・マヨネーズ……大さじ6
・卵黄……1個
・にんにく……1片 すりおろす
・ケチャップ……小さじ1
・しょうゆ……小さじ1/2
・砂糖……少々
・オリーブオイル……小さじ1
・塩・粗びき黒こしょう……各少々
作り方
(1)じゃがいもは耐熱皿に並べ、軽くラップをして電子レンジ(600W)で3分加熱する。
(2)フライパンにオリーブオイル(大さじ3)を熱し、にんにく、赤唐辛子、ローリエを入れ、香りが立ったらミニトマトを加え炒める。
(3)(1)のじゃがいも、茹でだこ、エリンギを炒め、パプリカパウダー、塩・こしょうを加え、温めておいたたこ焼きを入れて炒め合わせる。
(4)オリーブオイル(1/2カップ)を注ぎ、煮立たせる。塩・粗びき黒こしょうで味を調え、彩りにパセリ、パプリカパウダーをふり、バケット、【ソースA】【ソースB】を添える。
上手に作るポイント
いきなり大量のオイルに具材を入れて煮るのではなく、オリーブオイルで具材を炒めながら香りや味を引き出し、最後にオイルをたっぷりプラスするのが、おいしく作るコツ。味変のソースは、にんにくとオリーブオイルの風味に負けないパンチのあるものを用意して。
ソースAのサルサは、「プチッと鍋 キムチ鍋」を使うと野菜のさっぱり感に辛味だけでなく、出汁の複雑さが加わり豊かなソースに。
ソースBは卵黄を入れることでコクがプラスできるので、お忘れなく。
マロン流・盛り付け方のコツ
PROFILE:マロン:1983年、日本初の「フードスタイリスト」として独立。独自の感覚で『魅せる』ハイセンスなスタイリングを武器に、雑誌、書籍、テレビ、ラジオなど多くのメディアや、全国のイベント・講演会などでダイナミックに活躍を続けている。「おいしい料理」「食の楽しさ」「食=健=美」を広く提案し続けている。(編集/ランサ―ズ)