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おいしいNEWS TOPへもどる100均グッズで心地よいキッチンに!かんたんDIYのアイデア【1】写真立てから作るおしゃれ「包丁ケース」
毎日を過ごす家、そして一日の中で何度も足を踏み入れるキッチンは、すっきりとストレスのない心地よい空間にしたいものです。
今回はInstagramで人気のpinkoさんから、100均アイテムを使って作れる、キッチン周りの収納グッズの作り方を紹介していただきました。
こんにちは、pinkoです。私は雑貨や家具を集めるのが大好きです。しかし結婚を機になかなか自由にお金を使えない状況になり、限られた資金の中で、好みの雑貨やお気に入りの家具を集める方法を探していました。しかしあるとき「買えないなら、自分で作ってみよう」と思い立ったんです。
前から欲しかった2万円の照明器具をイメージして、100均グッズと和紙を購入し、どうにか完成させることができました。そのときの達成感がやみつきになり、今では家の雑貨や家具をほとんど手作りしています。私のモットーは、手間とお金をかけずに作ることです。
今回ご紹介する包丁ケースも、ノコギリやドリルを使わずに作成できます。
材料・工具
・両面フォトフレーム……3個
・木工用ボンド
・水性ステイン(木目を際立たせる塗料)
・ハケ
・プラスドライバー
フォトフレームのガラス板を抜き取る
まずは、フォトフレームに入っているガラス板をすべて抜き取ります。取り出し口を下(地面)側に傾けると、意外とスムーズに出てきますよ。ガラス板で手を切らないよう、取り扱いには十分気をつけてくださいね。
また、取り出し口にある留め具もこのタイミングで外しておきましょう。ドライバーを使って一つひとつ取り外してください。
フォトフレーム同士を木工用ボンドでくっつける
取り出し口が3つとも同じ向きになるよう気をつけて、ボンドでくっつけていきます。床と壁の直角を利用してくっつけると、ズレにくいですよ。くっつけたらボンドが乾くまで待ちます。
ボンドを塗るときのポイントは、付けすぎないこと。このあとに塗る水性ステインはボンドをはじくので、はみ出ない程度に塗るようにしましょう。
フォトフレームを水性ステインで重ね塗りする
次はハケを使い、水性ステインを全体に塗ります。水性ステインは、木目を残したまま着色できる塗料です。水で薄めて塗ると古材のような朽ちた木のような色味に、原液で塗ると、ブラウンの木の風合いがぐっと引き立ちます。今回はアンティークっぽさを出すために原液のまま塗りました。
私は、100均アイテムでDIYをするにしても「安っぽい仕上がり」に見せたくありません。そのカギはこのペイントにかかっています。こだわって、丁寧に塗ることを心がけてほしいです。
水性ステインの重ね塗りは乾いてから行います。指で触ってステインがつかなければ乾いているので、再度塗り重ねてください。温風ドライヤーを使うと3〜5分程度で乾きますよ。
完成!キッチンに置いてみよう
塗り重ねた水性ステインが乾いたら完成です。お手持ちの包丁を入れてみましょう。今回は木製のフォトフレームを使っているので、火の近くに置かないようにしてくださいね。
DIYは、自分がイメージし、デザインしたものがそのまま形になったときの満足感・達成感が魅力です。自分で作ったからこそ愛着もさらに増しますよ。
私もこの包丁ケースをキッチンに置いて日常使いをしています。お気に入りのアイテムがまた増えてますます嬉しいです!
PROFILE:pinko
インスタグラマー、DIYクリエイター。2児の母として子育てや家事をしながら、Instagram、ブログなどで、手作りの家具や雑貨を投稿する。手間とお金をかけずに作るおしゃれなDIYで支持を集めている。著書に扶桑社「かんたんDIYでつくるおもてなしインテリア
」など。Instagramのアカウントは@my.do.okini(編集/ランサ―ズ)