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おうちごはんをグレードアップ【3】「横濱舶来亭」でたまには大人の贅沢ディナー

おうちごはんをグレードアップ【3】「横濱舶来亭」でたまには大人の贅沢ディナー

おうち時間が増えたことから、お店で食べるような手の込んだ料理を家庭で作って楽しむ人が増えているようです。そこで、贅沢なおいしさを楽しめるエバラ「横濱舶来亭」シリーズを使った、プロの味を手軽に再現できるレシピを、料理研究家の川上文代さんが紹介します。今回は、ごちそう感のある鴨肉をメインにした、大人のための上質なカレーの提案です。鴨の下ごしらえも詳しく紹介しますので、ぜひチャレンジを。ワインとともに、スペシャルなおいしさを堪能してください。

ワインにもぴったり! 大人だけで楽しむリッチなメニュー

クリスマスやおせちなど、特別な日の料理に使われることの多い鴨を使った、大人向けの上質なカレーを紹介します。鴨の下処理で大切なのは、皮全体に切り込みを細かく入れること。切り込みは焼いたときに脂を出しやすくするために入れるので、皮の上の面だけでなく、皮の端から端まで、細かく入れることがポイントです。このとき、肉の部分まで深く切ると肉汁が出てしまうので気をつけましょう。皮に切り込みを入れると、味もしっかり入ります。皮を香ばしく焼くことで見た目もおいしそうなうえ、余分な脂が落ちるのでヘルシーな仕上がりに。濃厚なうまみの鴨のステーキには、スパイスが豊かに香る「横濱舶来亭 カレーフレーク こだわりの中辛」を使った極上ソースがマッチします。パートナーとふたりだけで楽しむ時間などに、ワインを添えてどうぞ。
鴨のステーキカレーの材料(6皿分)

鴨のステーキカレーの材料(6皿分)

・合鴨胸肉(200gのもの) 2枚
・塩 小さじ1/2
・こしょう 少々
・バター 5g

(カレーソース)
・「横濱舶来亭 カレーフレーク こだわりの中辛」 1袋
・水 600ml

(付け合わせ)
・「横濱舶来亭 ローストオニオン」 1袋
・粒マスタード 小さじ2
・クレソン 6本

作り方

作り方

(1)
鴨肉は筋を包丁でそぎ取り(写真a)、皮が肉から大きくはみ出していたら切り落とします。皮を上にして横に置き、皮の手前側に、斜めに細かく切り込みを入れます(写真b、c)。
※肉まで深く切らないように注意しながら、皮の端から端までしっかりと切り込みを入れるのがポイントです。
(2)
肉の上下を返し、(1)で入れた切り込みに沿って同様に切り込みを入れ(写真d、e)、両面に塩こしょうをしてもみ込みます(写真f)。
(3)
フライパンにバターを溶かし、(2)を皮目から入れ、弱めの中火で脂を出すように4分ほど焼きます。裏返して2分ほど焼き、さらにひっくり返しながら肉が膨らんで弾力が出てくるまで焼きます。取り出してアルミ箔に包み、さらにタオルで巻いて10分おきます。
(4)
(3)のフライパンの脂をペーパータオルで吸い取り、「横濱舶来亭 ローストオニオン」と粒マスタードを入れ、火にかけて混ぜながら温めます。
(5)
カレーソースを作ります。鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら火を止め、「横濱舶来亭 カレーフレーク こだわりの中辛」を入れてよく溶かします。再び火をつけて弱火にかけ、ゴムべらなどで混ぜながら5分ほど加熱します。
★器にご飯適量を盛って(5)のソースをかけ、薄くスライスした(3)と(4)をのせ、クレソンを添えます。

鴨肉を弾力が出るまで焼いたら、うまみは残し、脂だけを吸い取るのがコツ

鴨肉を弾力が出るまで焼いたら、うまみは残し、脂だけを吸い取るのがコツ

鴨肉は皮目からこんがりと焼いて余分な脂を落とすことが大切です。ひっくり返しながら両面を焼き、肉を指で軽く押して弾力が出てきたら焼き上がりのサイン。フライパンを傾け、フライパンにこびりついた肉のうまみは残して脂だけをペーパータオルで吸い取るのがポイントです(香ばしく焼いた鴨の脂もコクがあっておいしいので、お好みで少し残して吸い取っても)。ここに「横濱舶来亭 ローストオニオン」を入れ、たまねぎでフライパンの底についた鴨のうまみをこそげ落とすようにして温めれば、チャツネのような付け合わせが手軽に完成します。

リッチなカレーに、鴨のうまみを含んだローストオニオンを添えて

リッチなカレーに、鴨のうまみを含んだローストオニオンを添えて

豊かなコクと、スパイシーな味わいがたまらないカレーソースに、柔らかな鴨のソテーをトッピング。たまねぎの甘味が生きた、うまみいっぱいのローストオニオンがカレーのおいしさを引き立てます。ほろ苦く、辛味のあるクレソンは、うまみの強い鴨との相性もよく、さわやかな風味で食がすすみます。贅沢な大人のカレーにワインを添えて、豊かなおうち時間を楽しんでください。

PROFILE:川上文代
 料理研究家・シェフ。デリス・ド・キュイエール川上文代料理教室主宰。辻調理師専門学校を卒業後、同校職員として12年間勤務し、プロの料理人の育成に携わる。確かな技術に裏打ちされた「本物の技」と、明るく、気さくな性格から、テレビや新聞などのメディアをはじめ、企業での料理開発、食育インストラクター、料理コンサルタントなどで活躍。著書も多数。(編集/ワン・パブリッシング)

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