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おいしいNEWS TOPへもどる「おうち縁日」を楽しもう!【2】漬けるだけで簡単 ひんやりきゅうりバー
夏祭りの屋台で楽しめる、とびきりおいしい〝あのメニュー″。お祭りの楽しい思い出と相まって、大人も子どももワクワクしてしまうものばかりです。その中から、おうちでも作れるメニューを、柴田真希さんに教えていただきました。第2回目となる今回は、料理が苦手だという人でも失敗なく作れる、超お手軽メニュー「きゅうりバー」です。ぜひ家族で作って食べて、楽しんでみませんか?
縁日で定番の食べ物といえば、たこ焼きや焼きそば、お好み焼きなど「粉もの」が多くなりがちです。炭水化物が多めで、栄養面を考えると野菜が不足しがちなのがちょっと心配。そこでぜひ食べてほしいのが、ひんやり冷たくした「きゅうりバー」。きゅうりだけでなく、ほかの野菜も同じようにして食べると、とってもおいしいんです。サラダだとなかなか手が出ないというお子さんも、縁日風の楽しい演出で、野菜をポジティブに食べられそうです。低カロリーなので、ダイエットを意識している人も安心。また、ビールのおつまみにもぴったりですよ。しかも手軽で、リーズナブル! 塩分と水分もたっぷりとれるから、熱中症対策にも役立ちそうです。野菜の味付けは「浅漬けの素」を使えば、料理が苦手な人でも失敗なく作れます。このメニューは火を使わないので、刃物に気を付ければ、子どもが中心になって作っても安心です。
きゅうりバーの材料(4人分)
・きゅうり……2本
・なす……2本
・かぶ……1個
・ミニトマト……8個
・「浅漬けの素 レギュラー」……適量
作り方-野菜の切り方-
(1)きゅうりは縦に3~4本ピーラーなどで薄く皮をむき、縦半分に切ります。
(2)なすは輪切りにします。
(3)かぶは縦8等分に切ります。
作り方-野菜を漬ける-
(4)厚手のポリエチレン袋に(1)~(3)とミニトマトを入れ、材料が浸るくらいに「浅漬けの素 レギュラー」を入れて、冷蔵庫で30分以上漬けます。
(5)(4)を串や割り箸にそれぞれ刺し、氷を入れた容器に盛り付けたら完成です。
短時間で味がしみこむ切り方を工夫して
手軽に作りたい場合はきゅうりの皮むきはしなくてもOKですが、皮をむくと味がしみこみやすくなります。ここで紹介した野菜のほか、大人向けならみょうがや新しょうがもさわやかでいいですね。シャキシャキしつつネバネバ感も楽しめる長いもも、浅漬けにぴったりの野菜です。きゅうりをはじめとする野菜の浅漬けは、水分と塩分、いろいろなビタミンがしっかりとれるので、夏にぴったりのメニュー。楽しく食べて、体にも心にも栄養を届けましょう。串に刺すときは1種類だけでなく、いろいろな野菜を組み合わせると、見た目が華やかになりますよ。
氷と一緒に盛り付けてお祭りの雰囲気を演出
縁日らしい演出のポイントは、たらいやバットに氷を入れてその上に盛り付けること。氷が溶けたらテーブル周りがびちゃびちゃになりそう……! と心配な場合は、冷凍庫で凍らせて使う「アイスキューブ」を使ってみてはいかがでしょう? 手作りで子どもに「冷やしきゅうり」の看板を作ってもらっても、楽しめそうですね。
PROFILE:柴田真希
管理栄養士・料理家。女子栄養大学短期大学部卒業後、給食管理、栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わり、独立。テレビ番組の料理コーナー出演や、出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メーカーや飲食店のメニュー開発やプロデュースなども手がけている。著作に『切るだけ&漬けるだけ!おうちで簡単ミールキット』(学研プラス)ほか、多数。(編集/ワン・パブリッシング)