日本人の生活習慣病が増加した要因の1つが、食生活の「欧米化」へのシフトといわれています。このため、「お肉を食べると生活習慣病になる」と誤解している方も多いようです。
確かに欧米型の食事は高脂肪のものが多く、フライドチキンやハンバーガーはその代表格です。また、クッキーをはじめとするお菓子やケーキには、脂質だけでなく糖質も多く含まれています。生活習慣病が増えた理由は脂質や糖質の摂り過ぎであって、お肉をたくさん食べるようになったことが直接の原因とは言い切れません。
また、お肉に含まれる脂肪の量は一定ではありません。いわゆる「霜降り肉」のように、脂肪分が多く含まれているお肉もありますが、赤身のお肉を適正量食べている限り、脂肪過多になったりコレステロール値が高くなったりすることはありません。
お肉全般の効能
健康に欠かせないお肉の効能
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大人に役立つ効能
- このコラムの内容は「肉」一般についての学術的所見であり、当社製品の効果効能ではありません。
- 東京農業大学/鈴木敏郎名誉教授の監修を得てエバラ食品工業株式会社が制作しました。
- 監 修
- 東京農業大学 名誉教授
鈴木 敏郎(すずき としろう)先生
プロフィール
- 1980年3月
- 東京農業大学大学院農学研究科農芸化学専攻(博士後期課程)修了(農学博士)
- 1981年4月
- CSIRO(オーストラリア)食品化学部門食肉研究所へ2年間留学
- 1983年4月
- 東京農業大学農学部総合農産加工実習所助手
- 2003年4月
- 東京農業大学応用生物化学部食品加工技術センター教授
- 2007年4月
- 東京農業大学農学部畜産学科教授へ所属変更
- 2012年4月
- 東京農業大学農学部 学部長
- 2016年3月
- 東京農業大学退職
- 4月
- 東京農業大学名誉教授 現在に至る
著書:食品加工技術概論(共著)、食肉・肉製品の科学(共著) 他
2019年4月現在