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大人に役立つ効能

(18)お肉の脂肪でホルモンのバランスを整えよう

お肉の脂肪でホルモンのバランスを整えよう

現代人にとかく敵視されがちな脂肪ですが、お肉に含まれる脂肪分には大切な役割があります。例えば、女性ホルモンのエストロゲンは、卵巣の脂肪組織から分泌されます。このため、極端なダイエットをするとエストロゲンが減少し、生理が止まったり、女性らしい体つきが失われたりすることがあります。

また、エストロゲンには動脈硬化や骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を予防する働きもあるので、更年期を迎えた女性が体脂肪を極端に減らすと、動脈硬化や骨粗鬆症が起こりやすくなります。高脂肪なお肉を食べ過ぎるのはよくないですが、適度な脂肪の摂取は、女性ホルモンのバランスを整える上で非常に大切な意味があるのです。

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東京農業大学 名誉教授 鈴木 敏郎(すずき としろう)先生
監 修
東京農業大学 名誉教授
鈴木 敏郎(すずき としろう)先生

プロフィール

1980年3月
東京農業大学大学院農学研究科農芸化学専攻(博士後期課程)修了(農学博士)
1981年4月
CSIRO(オーストラリア)食品化学部門食肉研究所へ2年間留学
1983年4月
東京農業大学農学部総合農産加工実習所助手
2003年4月
東京農業大学応用生物化学部食品加工技術センター教授
2007年4月
東京農業大学農学部畜産学科教授へ所属変更
2012年4月
東京農業大学農学部 学部長
2016年3月
東京農業大学退職
    4月
東京農業大学名誉教授 現在に至る

著書:食品加工技術概論(共著)、食肉・肉製品の科学(共著) 他

2019年4月現在

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