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シニアに役立つ効能

(21)バランスの良い食事で骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を予防

バランスの良い食事で骨粗鬆症を予防

加齢にともなう病気の1つに「骨粗鬆症」があります。骨粗鬆症とは骨がスカスカになり骨折しやすくなる病気で、カルシウム不足や運動不足、女性ホルモンの減少など、さまざまな要因によって発症します。

人間の骨は、新しい骨を作る「骨代謝」を繰り返しています。しかし、カルシウムだけを摂取しても、骨を丈夫にすることはできません。カルシウムを効率よく吸収して骨代謝を促すためには、ビタミンDやリン、マグネシウムなどのミネラル、たんぱく質などが必要です。骨粗鬆症を予防するためには、お肉や魚などの動物性食品をはじめ、さまざまな食材をバランスよく摂ることが重要です。

また、しっかりとした筋肉も大切です。骨が丈夫な筋肉に包まれていれば、転倒時の骨へのダメージを軽減できるからです。いつまでも元気に活動するためには、適量のお肉を含むバランスのよい食事と運動を心がけることが大切です。

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東京農業大学 名誉教授 鈴木 敏郎(すずき としろう)先生
監 修
東京農業大学 名誉教授
鈴木 敏郎(すずき としろう)先生

プロフィール

1980年3月
東京農業大学大学院農学研究科農芸化学専攻(博士後期課程)修了(農学博士)
1981年4月
CSIRO(オーストラリア)食品化学部門食肉研究所へ2年間留学
1983年4月
東京農業大学農学部総合農産加工実習所助手
2003年4月
東京農業大学応用生物化学部食品加工技術センター教授
2007年4月
東京農業大学農学部畜産学科教授へ所属変更
2012年4月
東京農業大学農学部 学部長
2016年3月
東京農業大学退職
    4月
東京農業大学名誉教授 現在に至る

著書:食品加工技術概論(共著)、食肉・肉製品の科学(共著) 他

2019年4月現在

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